「私は不幸な西洋人である」。暗い滑り出しの本を薦められた。その序章を読んだ翌日、テレビで同書が取り上げられた。米英仏が沈みEUも危機、方やロシアや中国はすでに次なる手を打ち始めている。この先日本はどうTRUMPと向き合い、少子化の具体策を打つのか!! なるほど‥‥考えてもみなかった切り口、たまげたね。ま、難しいけれどもう少しページをめくるとすっか。
<炬燵の屁 猫も呆れて 顔を出す> 歳を重ねるたびに、炬燵の出番が早くなる。石油ストーブはすでに試運転を済ませて焼き芋、洗濯物乾かしで華々しく今季デビューを果たしている。この時期、夕方五時を回ると夜が来る自家、一日を振り返り明日へのチューンアップが動き出す。ま、世間はこの作業を晩酌と呼ぶとか。残る暦はあと二枚、今夜も「ラジオ深夜便」から明朝「おはよう歌一番」へと夢を繋いで参ろう。しかし日経五万円はどこまで、いつまで…枕を高くしていいんだろうか?
夏バテを見兼ねた友人が「中古だけど」とエアコンを設置してくれた。二部屋続きの間、ビンビン冷え冷えは兎も角、除湿効果はありがたい。そして秋本番、倦怠&ボケの防止にと年内の目標を掲げてみた。薦められた本を読む、国内と海外へ旅行、小学の同窓会、脂肪腫の除去手術の四つだ。その前段にと先日「デザイン〈あ〉展」に上がったが不完全燃焼に終わった。一方で景気のいい話が日経12日、44,768円の史上最高値。しかしTV「天才たけし」、あの1989年バブル期(38,915円)のような元気・イケイケ感がまったく無い。海外投資家と円安に操られた株高、トランプの「ババ」を引くのは御免だね。
処暑(8月下旬、暑さの峠をこえ涼風が吹いて虫の声が聞こえ始める頃)と言うが、とんでもない。連日の体温超え、熱風で体が溶けかかっている。今年も煮出した麦茶と晩の発泡酒、エアコンの代わりに扇風機、日陰のゴロゴロでやっとこさ8月を卒業できる。でも来年こそエアコンの導入を真剣に考えないとヤバイかもな。9月も危険な40℃が囁かれる中、クールなCM映像が一息つかせてくれるんだよな。そうでガスねぇ…。
