面倒くさい経路、これも価格との相談の結果。今回は羽田〜ソウル(金浦/仁川)〜北京〜パリ〜バルセロナ〜リスボン〜パリ〜北京〜ソウル(仁川/金浦)〜羽田のルートで、バルセロナとリスボンを巡る予定。腐れ縁の相方とともに10日間、欧州大陸の西方で恥かき・汗かきの珍道中です。

GWスタートの4月27日、羽田空港からJL091便でソウルへ飛び金浦空港で韓国入国。その後、鉄道で仁川空港に移動、ここで北京に飛ぶための出国手続き。この先中国国際航空で北京を経由してパリ、とスムーズに行きたいところだが残念、翌日の午後の便しか確保できず北京で一泊することとなった。もちろんホテルなど航空会社が手配済み。滅多に泊まれない上等な宿、ストップオーバーも悪くない。翌28日13時半のCA933便、北京空港からパリに向けて飛び立つ。現地まで10時間超の飛行時間を考慮、やはりフラットシートのありがたみを感じる。
パリ到着は28日18時過ぎ(日本時間29日01時)。空かさずバルセロナに乗り換えだ。べらぼうに大きな空港ターミナル、こっちらあっちと迷子を心配していたが意外とスムーズ、結果オーライで助かった。

約2時間のフライトを経てバルセロナ空港。タクシーで32€で真夜中に予約した日本人経営の宿にチェックイン。シャワーも浴びずに布団に就いた。やはり韓国、中国、フランスを経由するとスペインは一層遠く感じる。疲れたべぇ。
長旅の時差と寝不足のダブルパンチ。29日は宿でゴロゴロして過ごす予定だったが何のことはない午前中からバルセロナ中心街をスタコラサッサ、立派に観光客の仲間に加わった。遅いお昼ごはん、名物パエリアを期待したがこのローカル市場は14時半で売り切れ、仕方なくムール貝とエビフライを腹に収めた。
市内の観光も忘れてはいけない。カテドラル、サンタマリアどれも歴史の生き証人、スゲェの一言。でもな、毎度のこと、過ぎてみれば「そんなのも有ったけ」で片付ける始末。表向きは西洋美術に興味あっても単なる旅行者の冷やかし、喉元すぎれば&三歩あるけばの類なのです。
で、ガウディが世に出る前に手がけた仕事がここ。確かにヘンテコな模様や色彩は特有、後に見学するサグラダファミリアに繋がっているんだなと実感する。
腹が減っては何とか。ご当地の定番グルメを食しない手はない、と街の平凡な食堂にHola(こんちは)。でも、ここのパエリアは冷凍食材を載っけてオーブンで焼く手抜きだった。ま、それなりの味、1,000円程のお値段、欲張っちゃいけんよ。ペラリ広げた地元紙、天皇の即位儀式が報じられていた。