参拾ウン年前の自分に逢いに北海道

9月3日。北国、やはり夜明けが早い。5時半から、港をグルリ散歩する。すでにホッケ漁から帰った漁船が陸揚げ作業。地元ではホッケは雑魚といい、これから最盛期を迎えるシャケほど位は高くない。

9時前、一泊朝食付き4,500円の民宿「野むら」を出て、近くにある唯一のインターネット喫茶でコーヒーをすする。ここは知床観光の情報発信基地。マスターは30年前にこに移り住んだという。落ち込んでいる知床を何とかしたい、と意気込みが伝わってくる。ここでLAN設備を借り、2日分のサイトをアップした。懐かしい寄せ書きノートがあったので、一筆したためた。
車を転がす頃には予報どおり雨が落ちてきた。霧で、視界が悪い。ワイパーを動かしながら根室海峡を左手に335号を標津に向かい、途中で244号を右に折れ、網走に進路とった。斜里に入ると天気が回復し、暑い日差しが照りつけた。好天に押され車はスイスイ走る。スピードで余計な銭をサツの旦那に献上することは御免。信号も渋滞も無関係だから、速度計を60台に抑えるのに苦労する。

238号の坂道、右手に広がるオホーツク。この道路をグイグイ自転車を走らせたことが思い起こされた。小清水の原生花園駅。以前にはこんな駅舎などなく、臨時ホームがポツリあっただけだった。

網走市内で初めての給油。最安スタンドを見つけて3,500円分を入れた。150円台の杉戸と違い、175円は高い。サロマ湖を過ぎるあたりからまたもやポツポツ、それも段々強くなってきた。

17時過ぎ、今日はここまでだ。「道の駅・紋別」でカーナビで宿を探した。港のそば一泊朝食付き4,300円、民宿「まるなか」にお世話になる。バシャバシャと依然、雨は止まない。19時半、雨間を縫い民宿で教えてもらった居酒屋に足を運んだ。「魚屋の味処 よってけ まるとみ」だ。煮付け、フライも美味い。勘定も安かった。お勧めの店である。明日は天気も安定し、初めて気分のいい観光ができそうだ。

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