香港便り其の参

5月23日

日本酒はやっぱり効く。目が覚めたのは7時半。
朝飯は18HK$の牛肉炒めと卵焼きのせ麺、コーヒー付きだ。

鵜殿さんによれば、香港もご多分に漏れず、経済不況。
肝心要の観光もすっかり落ち目だ。頼みの綱の日本、韓国の旅行者が来ない。
DFSも閑古鳥が鳴いて、従業員も解雇されている。
鵜殿さんは静岡市の出身。貿易会社の駐在員として13年前に香港に来た。
7年前の46歳の時、独立。以来、日本向けの輸出の仕事をしている。
現在、8名の現地人を雇い入れる「計宜有限公司」の経営者だ。

様々な出会いと、いろいろな生きざまを見るために旅行がある。
コペンハーゲン、ヘルシンキ、メルボルン、ロサンジェルス。
今また味のある人生を教えてくれる「友」ができた。多謝。

ここ佐敦に惚れ込んだのは、雑多な下町を象徴する市が一日中建っていること。
野菜・果物、魚に肉、衣料、何でもござれだ(写真)。
歩いて油麻地、旺角を目指した。旺角は庶民の街。
スポーツに洋服、電気やデパートが多く集まる。

目的もなく歩いていたが、目の前に本で見たことのある「旺角電脳中心」(写真)が現れた。
値段はやはり秋葉原に負ける。この店に若者が吸い寄せられていぐ風景は、
秋葉原に負けてない。香港ブランドも並び、品揃えもなかなかである。

歩きつかれたので、帰りは地下鉄。2駅で4HK$の運賃。午後二時半、遅い昼飯としよう。
16HK$の「鶏飯」を食べた。骨付き鶏肉が丼に載っている。これはいけた。

宿に戻り、のんびり。海外旅行で大事なのは、一に疲れないこと、
二によく食べること、三によく寝ること、四に治安に気をつけること、
五に用便をしっかり足すこと。外に出かけたら、まず便所を探すことだ。
飯は一回ぐらい抜いても大丈夫。しかし、用足しはそうは行かない。

18時。ぶらぶら近くに出かける。その前に宿屋の親父を紹介する(写真)。
家族への土産探しだ。Tシャツを買う。明日はもう日本に帰る。
仏様を崇め、線香を絶やさない人々。箸を使い、米の文化を共有するアジア人。
ずーと仲良くやろうぜ。
晩飯は焼餃子6個、10HK$。ビール2缶、20HKG$。

このホームページは、部屋からはアクセスできないので、親父に頼み、
宿屋の電話線の引き込みを見つけて、アップしている。
香港現地からの電子メール、ホームページのアップはこれが最後となる。
現在時刻は21時20分。明朝は5時半起床、6時半には宿を出たい。
啓徳機場発09時15分のNW18便に乗る。僅かな荷物をまとめ、明日に備えよう。

なお、これ以降の記事は「結語」の項で書きます。

其の一其の二|其の参|結語