この時期のドイツは日の出5時過ぎ、入りは22時過ぎと一日が長い。
ホテル界隈は移民の商店もあり、珍しく土日に店があいている。
安い中華の店、もっきり酒屋には朝から晩までオヤジ達が集う。
ネットカフェやポルノショップも多く、何とも庶民的な場所である。

期待に反し、朝飯は良かった。
無論、果物はなかったが、チーズにハムの類も多く、コーヒーも好みの味だ。
一休みした後、18日分のホームページの作成に取り掛かる。
9時半過ぎ、散歩と併せて電話の変換プラグを調達に街に出る。

近くのレーマー広場がスタート地点。ここは一年前、嫁さんと立ち寄った場所である。
ここでの目的は観光案内所で「フランクフルトカード」を買うこと。
市内一日交通機関の乗り放題と、一部美術館に半額で入れる優れものだ。
早速その効果を試すためゲーテ博物館に足を運んだ。
2.5ユーロ、半額で入れた。一通り拝観したが、やはり猫に小判は見えないものである。

デパートなど商店が閉まっているので、空港まで電話変換プラグを買いに動く。日本の倍する値段でそれを求めた。10.99ユーロ、やはり空港値段だ。ビール10本分とつぶやき帰りの車中で、サッカーのボランテァスタッフに出会う。「今日の日本戦、観に行きますので」と写真を撮らせてもらった。わざわざ帽子をかぶり、しっかり胸を張る姿に、写真に慣れていない頃のポーズを思い出した。隣の娘は自然体である。庶民がカメラを手にするよになったのは今から35年前だったと記憶する。

午後1時半、遅い昼食である。
最低一日一回、ドカンとご飯を入れないとダメな人間である。
成田空港で買った2kg1000円の千葉県産コシヒカリの出番である。
ディバックに詰め込んだ所帯道具に、今回も電気なべは欠かせない。
贅沢は敵である。おかずは江戸紫、梅干、味噌汁だ。
たるんだ腹を横にして、午後4時までごろり。

いよいよ会場に繰り出す。
車中はギリシャの応援団が圧倒的に多い。会場も押して知るべしの状況である。
以降、勝者は多くを語らず。あれこれはTV、新聞の評に任せ、
嬉しさ以上の感動を、五感で味わうことができたことは事実。


<入り口ゲート付近/オープニングセレモニー>


<ハーフタイムにビール片手に/優秀選手に中村俊が選ばれた>

ご存知のとおり、ギリシャに1−0。小躍りした会場の日本サポーター。
W杯出場の勢いを今度はブラジルにぶつけて欲しい。
負けを恐れることは無い。本番までのこの一年は結果より、闘い方が重要なのだから。

ホテルに舞い戻ったのは21時(日本時間20日午前4時)であった。
今日の喜びを炒麺とビールが増幅させてくれる。
ぷっは〜。事の他、効く。
最後に、会場で買ったTシャツと冊子を開陳しよう。
20+5ユーロ。記念だから奮発しました。